SHIROH ★★★☆
ゲキ×シネ第3弾「SHIROH」を観てきた@渋谷シネクイント(9/6)。 H列2000円。 劇場内は女性女性女性。 男性客は、私を含め5人もいなかった。 幕間休憩10分間のトイレ争奪戦に敗れ、第2幕の冒頭に間に合わなかった方々、ご愁傷様です。 男性用トイレも使用可にするなど、劇場関係者は気を利かせるべきだよなぁ。
それはさて置き...。 ゲキ×シネ第2弾「髑髏城の七人〜アオドクロ」に比べ、スロー・モーションの多用等、映像をいじり過ぎだと思った。 また、特定役者の顔アップが多すぎるカメラワークに、今私が観たいのは全体の画なのに...、と苛つく場面も多かった。 映像編集した人のエゴというか、はい皆さんここは感動する場面ですよー、オレ様が親切にもわかりやすくしておいたよへへへ、的なものを感じ、嫌な気分にさせられた。 役者の演技力を、もっと信用すべき。
脚本は、第1幕はほぼ完璧。 第2幕はいまいち。 特に、第1幕ではあれだけ魅力的だったリオ(大塚ちひろ)が、第2幕では場をかき回すだけの存在になり下がってたし、益田四郎時貞(上川隆也)は最終的にどうしたかったのか、さっぱり伝わってこなかった。
楽曲は良かった、劇団四季「キャッツ」以上かも。 (実際の舞台では)テープではなく、生演奏だったのも○。 聖飢魔IIっぽい曲があるなぁ、と思ってたら、エンドロールにルーク篁と松崎雄一の名が。
歌唱力は、中川晃教はもちろん、(噂には聞いていたが)高橋由美子に杏子*1、ジャニ顔の泉見洋平*2、そして大塚ちひろ*3が凄かった。 上川隆也は普通。 江守徹はノーコメント。
