ぱぱす

下宿先の近所に、「ぱぱす」という店がある。 千葉県市川市にある1店を除き、現在は東京23区内のみの店舗展開なので、知らない人も多いと思うが、いわゆる「マツモトキヨシ」のような店である。
この店も、最近流行のポイントカードを導入していて、私はこの類のものはなるべく作らないようにしてるんだが、「ポイントカードお持ちですか」「いや」「お作りしますか」「いや」「(店員少し淋しげ)」というやり取りを、入りたてと思われる娘相手にするのが心苦しくなってきて、よく利用する店だし、まぁいいかと思い作ってみた。
が、このポイントカード、店にマイナスイメージしか与えない代物の気がする。
まず、カードを作る際、100円取られる。
ウリは、「200円単位でポイントが貯まり、端数は次回買い物に持ち越される」、つまり具体例を挙げると、2180円分の買い物をしたら2000円分のポイントが貯まり、残り180円が持ち越され、次回買い物で20円以上の端数が出れば、200円分のポイントとして扱われる、ということのようだが、この仕組みを店員がぱっと説明したところで、理解できる人は少数だろう。 私が今簡潔に説明しようと試みたが、それでもこれだけの行数がかかった。 私は、案の定店員からグダグダの説明を聞かされ、「わかったわかった(無表情)」という態度をとらざるを得なかった。
そして、この仕組みを頑張って理解したところで、ポイントが250ポイント単位でしか使えない、つまり50000円分(ダブルポイントの日が1週間に2日もあるのもウリのようだが、それをフル活用したところで25000円分)も買い物する必要がある、というのが、最大のマイナス点。 しかも250ポイントを500円分買い物券(期限付き、どの程度の期限なのかは不明)と交換というあたりも、何時代の話をしてるんですか、って感じ。
扱っている薬の種類は豊富、値段もいい感じ、しかも食料品まで安い、ってあたりを全面に押し出して、こんな仕様もないカードの仕組みは、早急に見直した方がいいと思う。
ところで、企業コンサルタントでも「ぱぱす」関係者でもない私が、何故こんな文章を書いているのだろうか。