THRASH DOMINATION 05

TESTAMENT他が出演した、ライヴイベントを観てきた@川崎クラブチッタ(9/18)。 立見8500円。


KREATOR ★★
1時間のライヴ。 30分ほどで飽きた。 どの曲も展開が似ていて、MCや照明もワンパターンだった。
そして何より最悪だったのが、ドラマーのタイム感が悪すぎる、というか、叩けるテンポが「速い」「普通」「ゆっくり」の3つのみだったこと。 どんなBPM(Beat Per Minute)で叩きはじめても、8小節もすると、3つの内どれかに落ち着くので、途中から、どの曲も同じような印象を持ってしまった。 刻むビート自体は心地よかったんだが...。


LAAZ ROCKIT ☆
1時間のライヴ。 無理な若作りが痛々しくて、2曲目で退出。 幸いにも、会場内の物販コーナーが充実していたので、彼らのライヴ中は、CDやTシャツを眺めていた。


DESTRUCTION ★★★
1時間のライヴ。 30分ほどで飽きたが、”Curse The Gods”を聴きたくて耐えた。 全体的に、テンポがもっさりしてる気がした。 後輩曰く、「前回の来日公演ほど盛り上がれなかった」とのこと。


TESTAMENT ★★★★
1時間30分のライヴ。 いやぁもうアレックス・スコルニックに尽きる。 終始動き回り、でも憎たらしいほど余裕でソロは弾きこなし、最高だった。 いっぱいいっぱいのドラマーを気遣う仕種(ネックをふってきっかけを送ったり等)も、心憎かった。 ジョージ・リンチを思わせる外見の変貌ぶりに、「あれがスコルニック!?」と周りはざわざわ。
前回観た時は、”Over The Wall”でメガネを壊したが、今回も”Over The Wall”でやってしまった...。 鼻パットの一方がなくなっただけなので、観る分に支障がないといえばなかったが。
セットリストは、1枚目と2枚目からの曲で固めるかと思いきや、”Sins Of Omission”なんかも演奏。 バンド全体が凄くいい雰囲気だったので、ツアーだけでなく、この面子でアルバム製作に突入するかも。