都響コラボ2002 松本孝弘「華」@サントリーホール 大ホール

今日(18日)観てきました。 座席はLD-3-9(B席)。 20日(火)観に行かれる方は、以下の文章を読むと興が削がれる危険があるので、ご注意ください。


サントリーホール サントリーホールすぐ横、何だか見覚えのある景色DVDも出ています)が、あの時はアンコールの"Far Beyond The Sun"に大感動でした。
松本孝弘東京都交響楽団の共演は、馴染みのある曲が多かったため、そこそこは楽しめたものの、"Far Beyond The Sun"ほどの感動は最後まで味わえませんでした。
これも全てあのクソドラマー(都響楽員紹介の顔写真から判断すると、多分安藤芳広という男)のせいです。 締りのないハイハット音とシンバル音で、全てをぶち壊しにしてくれました。 彼が演奏に関わらなかった"華"は素晴らしかったです。 無料で配られたパンフには、「僕にとって一番問題だったのが、ドラムがいないってことだったんですね(笑)。」と松本孝弘は答えているのに、誰だ余計なことをしたのは。
パーカッション・パートは、マリンバビブラフォン・グロッケン等の方(時折、彼女は何もせずにキーボードでグロッケン音を出していたのはなぜでしょう?)が実にいい仕事をしていて、またスネア等の方やティンパニーの方も良かったです。 大太鼓の方は及第点、シンバル・和太鼓の方は赤点スレスレ。
セットリストは以下の通り。

  1. パリのアメリカ人(長...。 金管楽器、特にトロンボーンが弱かった。 警笛音デカすぎ)
  2. 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない(原曲イントロの悲しい雰囲気のまま終了)
  3. Sacred Field〜Red Sun〜Go Further(スポーツ番組テーマ曲メドレー。 繋ぎ方が絶妙)
  4. Blue(あまり覚えていない)
  5. 恋歌(同上)
  6. Theme From ULTRAMAN(2005年公開予定の映画「ウルトラマン」で、松本は音楽監修をしています。 歌メロをなぞっていないため、イントロを除いて、ウルトラマンという感じはあまりしない)
  7. Black Jack(昨年末に放送された「BLACK JACK」で使われたらしい、未発表曲。 唯一のエレアコ使用曲)
  8. #1090(Mステのテーマ曲。 いいアレンジだった)
  9. 華(この曲はギター音控えめ。 エレアコで旋律を奏でた方が、さらに良くなった気も)
  10. Strings Of My Soul(嬉しい悲鳴。 でもドラムが感動をぶち壊し)
  11. Love Phantom(私の想像を上回る、いけいけアレンジでした。 松本の奏でる速いパッセージが、オケ音と渾然一体となり終始聞き取りにくい。 手拍子ぐらい起こるのかと思いきや、皆静かだなぁ。 松本が最後まで行儀よく弾いていたからでしょうか)

1曲目は松本不参加、5曲目と6曲目の間に20分間の休憩有り。 "Love Phantom"演奏後、ほとんどの客がスタンディング・オベーションする中、私は椅子に座り黙々とアンケートに答えてました。 周りから見たら、さぞかし感じの悪い客だったでしょう。
どうでもいいことですが、左隣の男性が終始落ち着きがなく、演奏中体を掻いたり、指関節を鳴らす等して鬱陶しかったです。 今年2月、浅草公会堂で読売日本交響楽団を観たときほどではないにしろ、安い席で観ると、こういう奴がいるからイヤなんだよな...。