紹介

ポール・スローンのウミガメのスープ

ポール・スローンのウミガメのスープ

ある日、男がレストランでウミガメのスープを飲んだ。 その夜、男は自殺してしまった。 何故、自殺したのだろう?

ミステリ好きの間で、もっと話題になっていい本だと思うので、紹介したい。
この本には、水平思考推理パズル(Lateral Thinking Puzzle、LTP)が81題収録されています。 LTPとは、ある謎に対して質問をしていき、真実を突き止めるゲームのことで、出題者から提示される謎を、参加者がいろいろな質問をして解いていきます。 上の問いに対しては、例えば「ウミガメのスープはマズかった?」、「ウミガメのスープに、何か別のものが入っていた?」、「その男は、海に関係する仕事をしてた?」などと質問し、出題者は「はい」「いいえ」「関係ない」のどれかで回答するわけです。
この本ではヒントのページがあり、これが出題者やほかの回答者の代わりを、ある程度果たしてくれます。 惜しむらくは、ヒントが5つ程度と少ないこと。 問題数を減らしてでも、ヒントページを増やしてほしかったです。