読了 ★★★

「Pの妄想」(★★)  缶入り紅茶なんかにするから、「家政婦に毒殺される」なんて嘘をつく必要が生じるわけで、例えば(反転)机を傾ける(反転)だけで悩みは解決すると思う。
「Fの告発」(★★★)  推理の出発点さえ納得できれば、論理の美しさをを堪能できる。 でも、いくらなんでも気づくんじゃないかな、(反転)一人二役(反転)は。
「Yの誘拐」(★★★★★)  真相の前に披露された説の方が私好み。 この設定で、色々仮説を組み立てられる手腕は見事。 「Y」うんぬんは蛇足。