2004-11-13 読了 ★★★ 本 アルファベット・パズラーズ (ミステリ・フロンティア)作者: 大山誠一郎出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/10/28メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (68件) を見る「Pの妄想」(★★) 缶入り紅茶なんかにするから、「家政婦に毒殺される」なんて嘘をつく必要が生じるわけで、例えば(反転)机を傾ける(反転)だけで悩みは解決すると思う。 「Fの告発」(★★★) 推理の出発点さえ納得できれば、論理の美しさをを堪能できる。 でも、いくらなんでも気づくんじゃないかな、(反転)一人二役(反転)は。 「Yの誘拐」(★★★★★) 真相の前に披露された説の方が私好み。 この設定で、色々仮説を組み立てられる手腕は見事。 「Y」うんぬんは蛇足。