五嶋みどり ★★☆

五嶋みどり&ロバート・マクドナルドのコンサートを観てきた@東京オペラシティコンサートホール(1/9)。 昨年観た松井利世子と比べ、五嶋みどりはバイオリニストとしての格が数段上だと思うが、どれ程差があるのか私にはよくわからなかった。 ピアニストがいまひとつなのは流石にわかり、速い旋律を弾くと音がぐちゃぐちゃになるし、ペダルを踏む音は耳障りだった。 正直、8000円出す価値はなかったかな。
ブーニンの時もそうだったが、「あの曲をああ弾くのか」みたいな会話を周りの人はしていて、演奏されたほとんどの曲が初聴の私に比べ、コンサートをより楽しんでいる気がした。 クラシックのコンサートの場合、演奏曲は予め発表されるわけだし、曲を聴きこんでおけば、演奏者の個性や格の違い等がわかるかもしれない。

  1. ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第5番 ヘ長調 op.24「春」(ベートーヴェン)
  2. ヴァイオリン・ソナタ(ヤナーチェク)
  3. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ドビュッシー)
  4. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番 ニ短調op.108(ブラームス)
  5. 海の貝がら(エンゲル)
  6. 愛のよろこび(クライスラー)