斎藤由多加 ★★☆

斎藤由多加ハンバーガーを待つ3分間の値段―ゲームクリエーターの発想術 (幻冬舎セレクト)』を読んだ。
発想云々の話題より、筆者が開発に関わった、ゲームの話題が面白かった。

どんなにすばらしいCGをつくったところで、プレイヤーの思考の中で化学変化を起こせないものは、不要なノイズにすぎないのがゲームです。
(p.52)

シーマン』では、パッケージからマニュアル、広告にいたるまで、「ゲーム」という言葉を一切使わないことにしました。
すべて「ペット」と言い切ることにしたのです。
(p.121)